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卵の世話

アカハライモリは水草に卵を産むわ。

 

左はカボンバという水草に産み付けられたアカハライモリの卵。

 

カエルのように数珠つなぎに産むのではなく、一粒ずつ後ろ足で水草に包み込むようにして固定しながら産んでいくわ。

 

産卵はいっぺんにではなく、一日数個の卵を数日かけて産むわ。

 

卵は見つけしだい別容器に隔離すること。

 

親と一緒の水槽に置いておくと、親に食べられてしまうこともあるし、孵化する割合が下がったりするの。

マイ・ワイフのモリーちゃんは一週間ほどかけて計51個の卵を産んだけど、親の水槽に一日以上放置した卵は水カビが生えたりして孵化率がぐんと下がったわ。

 

卵を回収するときは水草ごとね。

 

もし卵が水草からポロッと落っこっちゃっても、それが原因で卵が死ぬようなことはあまりないから、慌てなくても大丈夫よ!

 

エアレーション(ぶくぶく)は子イモリが孵ったあとで事故の原因になるから必要ないわ。

 

水草から出る酸素と、空気中から溶け込む酸素で十分。

 

空気中からたくさんの酸素が水に溶け込めるように水深は浅め、水面は広く。

 

プラスチックのコップで十分よ。

 

水質はきれいに保つように心がけて!

 

水カビの生えたタマゴ、死んだタマゴは早めに取り除いてあげて。

 

生きているか死んでいるか分からない場合はとりあえず隔離ね。

 

 

一日汲み置きして塩素抜きした水を、毎日全体の3分の1ずつ、静かにゆっくり換えてあげて。

 

急な水流はタマゴに悪いのでちびちびゆっくり水替えしてね。

 

 

「汲み置きなんてめんどくさい。水道水にカルキ抜き入れればすぐに使えるじゃん」って思うでしょ?

 

卵容器の水替えにカルキ抜きを使わない理由だけど、たかだか数100ccの水にどのくらいの薬剤を使えばいいか分からないのと、蛇口から出てきたばかりの冷たい水道水を入れることによっておこる急激な温度変化を避けるためよ。

 

身体の小さい生物は水温の変化にとても弱いものなのよ。

我が家の飼育記録のブログ。

 

この記事と内容被るところもあるけど興味があったら読んでみて

卵の内側が透けて見えるから、発生の様子を観察するのは面白いわ。

 

左のタマゴはもう孵化間近!

 

孵化までの期間は水温によるらしいけど、我が家では卵を産んで約二週間で幼生が出てきたわ!

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